アレルギーに負けない!花粉症に効果的な食生活と運動法
今年も花粉のシーズンが本格的になってきました。
今回は花粉症に対する食事や運動の有効性についてまとめてみました。
花粉症が発生するメカニズム
花粉症は、花粉などのアレルゲンが体内に侵入することによって起こるアレルギー反応の一つです。
具体的には、花粉などのアレルゲンが体内に入ると、免疫系の中の特定の細胞がそれを異物と認識して反応を起こします。この反応の中で、ヒスタミンなどの物質が放出され、血管が拡張し、炎症反応が起こります。
この炎症反応が起こる場所は、主に鼻や目の粘膜です。このため、花粉症の主な症状は、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみや充血などとなります。
また、花粉症の症状が出る時期には、花粉の飛散量が多いため、体内にアレルゲンがたくさん入り込むことになります。
このように、花粉症はアレルギー反応によって起こる病気であり、体内に入ったアレルゲンに対して過剰な反応を起こすことが原因となっています。
栄養摂取による花粉症対策
花粉症を改善させるための栄養のキーワードは「抗炎症作用」と「抗酸化作用」です。
抗炎症作用が有効な理由
花粉症による炎症反応は、体内に過剰な炎症を引き起こすことがあります。
炎症反応が慢性的に続くと、アレルギー症状を悪化させるだけでなく、慢性炎症疾患を引き起こすこともあります。
抗炎症作用があるオメガ3脂肪酸や野菜・果物に含まれるカロテノイドやフラボノイドなどの栄養素は、炎症反応を抑制することで、アレルギー症状を和らげることができます。
【多く含む食品】
ブルーベリー、クランベリー、ラズベリーなどアントシアニンが含まれる食品
キノコ類などエルゴチオネインを多く含む食品
トマトなどリコピンを多く含む食品
人参、カボチャなどカロチノイドを多く含む食品
ナッツ類などビタミンEやポリフェノールを多く含む食品
緑茶などカテキンをを多く含む食品
抗酸化作用が有効な理由
花粉症による炎症反応によって、体内に活性酸素が大量に発生します。
活性酸素は、細胞やDNAにダメージを与えることで、アレルギー症状を悪化させることがあります。
抗酸化作用があるビタミンCやビタミンEなどの栄養素は、この活性酸素を中和して細胞やDNAを守り、アレルギー症状の悪化を防ぐことができます。
【多く含む食品】
フィッシュオイルやアマニ油などのオメガ3脂肪酸が含まれる食品
柑橘系の果物などビタミンCを多く含む食品
バナナやアボカド、ヨーグルトなどカリウムを多く含む食品
乳製品などカルシウムを多く含む食品
運動による花粉症対策
花粉症対策として、運動には以下のような効果があります。
免疫力の向上
適度な運動は、免疫力を高めることが知られています。免疫力が高まることで、体内のアレルギー反応を抑制する効果が期待できます。
血行促進
運動によって血行が促進されることで、体内に存在するアレルギー物質が早く体外に排出されます。また、花粉症によって起こる鼻や目の炎症も軽減される可能性があります。
呼吸器機能の向上
運動によって呼吸器の機能が向上することで、鼻や気管支などの粘膜が正常に機能し、花粉症によるアレルギー反応を和らげることができます。
ストレス解消
運動はストレスを解消する効果があります。花粉症はストレスによって症状が悪化することがあるため、運動によってストレスを軽減することで、アレルギー症状を緩和することができます。
ただし、花粉症の発作が起きている時や花粉が多く舞っている時には、運動を控えた方が良い場合があります。また、アレルギー症状が重い場合には、医師の指導のもとに運動を行うようにしましょう。
新百合ヶ丘のパーソナルトレーニングジム
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